少女の家出の敷居を下げたネット援助交際
今、少女の家出が非常に簡単になっています。
そして事件に巻き込まれるリスクが増大しています。
元凶の「神待ち」についてご説明しましょう。
神待ちとは?
神待ちとは、見知らぬ男性と援助交際して宿と食事を提供してもらうことです。
そうやって助けてくれる男性が「神」というわけです。
実は「悪魔」と呼ぶ方が適切なのですが・・・
インターネットによって家出したい少女と、淫行したい男性のマッチングが簡単にできるようになりました。
これにより、少女は簡単に家出できるようになりました。
昔は少女は少年より家出がしにくかったのです。
女の子はどこでも泊まるというわけにいきませんから。
それが性道徳の低下とネットの利便性により、今では逆になっています。
神待ちはなぜ野放しにされているのか?
「神待ち」で検索するとたくさんのサイトが出てきます。
どうしてこんなものが取り締まられえていないのでしょうか?
実はこうしたサイトのほとんどはニセモノです。
少女と遊びたい男性をターゲットにした詐欺サイトなのです。
本当に女性がいる出会い系は認可を受けているので、登録に身分証明が必要で、未成年は登録できません。
神待ちサイトは、雑居ビルの一室などでアルバイトの男性やお姉さんがネット上で少女を装って対応しているものです。
そして実際に逢うのをいろいろな理由を作って先延ばしにし、お金を使わせるのです。
つまり、実際に少女に逢えることは永遠にないのです。
こうしたサイトは俗に「出会えない系」とも呼ばれています。
取り締まりが進んで以前よりは神待ち詐欺サイトは減っています。
しかし取り締まりが追い付かず、また実際に少女売春が行われるわけでもないので、総力を投入するほどの価値もありません。
それで今も神待ちサイトはあるわけです。
稀に成立してしまう本物の神待ち
しかし、「神待ち」というものがあると友達などから聞いて、本当に書き込みをする少女が時々います。
舞台は「神待ち」と銘打ったサイトではなく、普通の各種SNSサイトや掲示板が多いです。
そういう場所の書き込みもほとんどは詐欺だが、稀に本物が混じっているわけです。
一方、騙されても騙されてもあきらめない男性はついに本物を探り当てることもあります。
するとここで本物の神待ちが成立してしまうわけです。
極めて危険な神待ち
神待ちの実態は少女売春であり、それだけでも親としては許せないことです。
しかし、それ以上の危険が心配です。
少女が力の強い成人男性と密室で二人きりで会うわけです。
相手は弱みを握っており、ひそかに録音や撮影までしている可能性もあります。
あるいは仲間がいるかもしれません。
男は倒錯した嗜好があったり、暴力団関係者かもしれません。
実際に、暴行、脅迫、監禁、管理売春など、さまざまな犯罪に巻き込まれるケースが発生しているのです。
お嬢さんは友人宅に身を寄せているだけの可能性もありますが、もし神待ちに手をだしていたら、とても危険な状態です。
一刻も早く探し出すべきであり、警察が動いてくれないなら、探偵の力を借りるべきなのです。